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足首を内側にひねって「グキッ」とやってしまった経験はありませんか?
捻挫は日常のちょっとした動作でも起こります。段差の踏み外し、スポーツ中の着地ミス、ヒールでの歩行中のふらつき…。「よくあること」だからこそ、甘く見られがちな怪我です。
しかし、私が20年間で何度も見てきたのは「軽い捻挫を放置して悪化した」という患者さんです。軽症だからこそ、最初の固定が後の回復を大きく左右します。
■ 八字固定(はちじこてい)とは
弾性包帯やバンデージを、足首に「8の字」を描くようにクロスさせながら巻いていく固定法です。ほどよい圧迫をかけながら関節をサポートし、腫れがある急性期でも血流を確保しながら安定させられるのが特徴です。
■「軽い捻挫」ほど固定が必要な理由
「少し痛いけど歩けるから大丈夫」——これが一番危ないパターンです。
軽度の捻挫でも靭帯には微細な損傷が起きています。固定せずに動き続けると、伸びた状態のまま修復されてしまい、足首が慢性的にグラつく「不安定な足首」になります。その結果、同じ場所を何度も繰り返す「捻挫グセ」につながります。
軽症だからこそ、早めの固定でしっかり治しきることが大切です。
■ 八字固定のポイント
・内くるぶし→かかと→外くるぶしへ、交差するように巻く・締め付けは「指1〜2本が入る程度」が目安・巻いた後は指先の色や感覚を確認(しびれ・変色があれば緩める)・痛みが引いてきても、固定期間は守る
痛みが引いても、靭帯はまだ修復中です。「治った気がする」段階での固定中断が再発の原因になります。足首の捻挫はセルフケアだけで済ませず、一度専門家に診てもらうことをおすすめします。
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