五十肩の夜間痛対策|痛くない寝方とは

お知らせ

2026.06.16

「夜中に肩の痛みで目が覚めてしまう」「どんな姿勢で寝ても痛い」——そんなお悩みを抱えている方は、決して少なくありません。いわゆる「五十肩(肩関節周囲炎)」は、日中よりも夜間に痛みが強くなりやすいことが知られています。

なぜ夜になると痛みが強くなるのか

五十肩の多くは、肩関節の血流が悪くなることで炎症物質がたまりやすくなり、痛みが強く出てしまうことが原因と考えられています。日中は身体を動かしているため血流が保たれやすいのですが、夜になり身体が休まると、逆に痛みを感じやすくなってしまうのです。

やってはいけない「寝る前の根性ストレッチ」

痛みを我慢して肩を無理に伸ばすと、炎症がさらに悪化し、余計に眠れなくなってしまいます。「痛いところを動かせば良くなるはず」というのは誤解で、夜間痛が強い時期は無理に動かさず、まずは「自己防衛」を最優先にすることが大切です。

今夜から試せる「痛くない寝姿勢」

  • 仰向け:腕が背中側に落ちると肩への負担が大きくなります。痛い腕の下にクッションを入れて支えましょう。
  • 横向き:痛い方を「上」にして寝るのが基本です。寝返りで下敷きにならないよう、背中にクッションを詰めておくと安心です。
  • どうしても眠れない場合:座ったまま、ソファーなどで寝ると痛みが少なくなるケースも多くあります。無理に横にならず、楽な姿勢を優先してください。

温める?冷やす?

五十肩の夜間痛は、血流の悪化が関係していることが多いため、お風呂にゆっくり浸かって肩まわりを温めると痛みが和らぐ方が多い傾向にあります。寝る前の入浴を試してみるのもおすすめです。ただし、温めることで逆に痛みが強くなる場合は、炎症が強いサインの可能性があるため、温めるのは中止しましょう。

日中のセルフケアについて

夜間にしっかり休めるようにするためには、日中のうちに少しずつ可動域を広げておくことも大切です。少し痛みを感じる程度のストレッチは、翌日に痛みを持ち越さない範囲であれば取り入れても良いでしょう。一方で、夜は「絶対に炎症を起こさない」ことを目的に、痛みのない範囲で肩甲骨を小さく動かす程度に留めるのがポイントです。

こんな症状がある場合は要注意

以下のような症状がある場合は、五十肩以外の病気が隠れている可能性もあります。一つでも当てはまる場合は、早めに専門機関へご相談ください。

  • 安静にしていてもどんどん悪化する
  • 38度以上の発熱や体重減少がある
  • 強いしびれ・握力の低下がある
  • 明らかなケガ(転倒など)の直後である

今日からできること

五十肩の夜間痛は、一筋縄ではいきません。痛い方向に無理やり動かすのは遠回りです。まずは今夜、「痛くない寝姿勢」と「温め」から試してみてください。

しもごおり整骨院では、お一人おひとりの痛みの段階に合わせたセルフケアのご提案を行っています。「夜眠れない」「どう寝ればいいかわからない」という方は、お気軽にご相談ください。

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